うつ気分の解消!断食は精神面でも効果があった [効果]
断食は正しいやり方で短期的に行えば
健康によく、ダイエット効果もある
ということははよく知られています。
すべての食事を低カロリー高濃度栄養食品と置き換える
ファスティングダイエットがその代表例です。
断食の効果はダイエットや健康だけでなく
精神面でも効果を発揮するものなのです。
精神を鍛えるという側面もありますが、
断食の効果は精神にもいい影響を与えると
科学的にも解明されています。
断食の効果によりうつなどの精神面が改善する理由とは?
断食中にはある物質が体内で生成されることがわかっています。
「ケトン体」です。
ちょっと聞き慣れないものですが、
これが精神の安定につながるのです。
精神が脳によって生み出されていることは
疑いの余地はありません。
空腹感、満腹感、五感、何もかも脳で創りだされます。
その脳は脂肪ではなく糖をエネルギーとしています。
断食すると、糖を摂取できなくなるので
脳の活動に必要な糖が足りなくなります。
脳以外は体に蓄えてある脂肪をエネルギーに使えますが、
脳は脂肪は使えないので困ったことになるわけです。
すると脳は糖の代わりに「ケトン体」を使うようになるのです。
脳のエネルギーが糖からケトン体に変わると
アルファ波が増加します。
アルファ波とはリラックスしている時や集中している時に出る脳波です。
つまり断食をするとリラックスしたり、
集中したりしている状態になるわけです。
また、
みなさんも経験があると思いますが、
昼食や夕食を食べたら何故か眠たくなることがよくあります。
食べ物が体の中に入るとそれをエネルギーに変換するために
いろいろなところが働き出します。
エネルギーがそれらに集中して脳の方に行かなくなるんです。
すると脳は意識が朦朧となり眠くなってしまうというわけです。
断食をするとそのエネルギーは脳に使われますので
脳内の血流量がより多くなります。
うつ気分は脳の血流量が減ると起こることがあります。
断食によって脳に血流量が増えるので
うつ気分も改善でき
精神的に安定状態を保つことができるようになります。
ちなみにここで言ううつ気分とは
なんとなく落ち込んでいる状態で
医師の治療を受けるようなうつ病とは違います。
うつ病の疑いがある人は断食をする前に
医療機関を受診することをおすすめします。
うつ病ではないと診断されればそれだけでスッキリしますし。
まとめると、断食をするとダイエット効果以外にも
- 集中力が増す
- 精神的に安定する
と言った効果が得られることがわかりました。
週末プチ断食なんてのもあります。
ケトン体は断食3日目くらいから出始めるのですが、
定期的に続けていると
断食1日でも出てくるようになるそうです。
ですので、
定期的に断食するのは効果的です。
ただし、注意が必要です。
全く食べないのは負担になるので
酵素ドリンクや酵素ゼリーなどで置き換えはしてください。
無添加で糖分の入っていないものです。
栄養が足りなくなると
肌荒れや便秘になってしまいます。